【池田高校】三芳菊酒造株式会社

施設概要・沿革

三芳菊酒造株式会社はお酒の製造から販売までを自社で行う、明治時代に創業された歴史ある酒造です。

お酒造りの特徴は香りで、フルーツのような芳香をもつ銘柄が多くあります。

池田町は周囲を阿讃山脈、剣山山系に囲まれた地で、比較的冷涼な地とされ、この気候が酒造りには適していると言われています。

商品ラインナップが非常に多く常に100種類ほどの商品展開があり、販売は主に都市圏を対象とされ、また全体の1割は輸出で、中国、台湾、シンガポールなどに輸出されています。

名工のワザ

インタビューしていく中で気付いたのは、杜氏の馬宮さんは、お酒一本一本に対するこだわりが強いと言うことです。

1つ目は原材料。

徳島県産(ほとんどが地元の東みよし町産)のお米を使用し、一本一本手作りで丁寧につくられています。

2つ目はラベル。

三芳菊さんのお酒はラベルが特徴的で可愛らしいデザインのものが多いのですが、様々なアーティストにイラストを依頼し、全体のデザインは馬宮さん自らが考えています。

またご自身の娘さんの名称をもつお酒もあり、こうしたところにも、お酒造りへの愛が感じられました。

そして3つ目は酵母です。

現代人の舌に合った日本酒造りを目指している三芳菊さんは、香りがよく出る新たな酵母を徳島県と共同で開発しました。

そしてお酒は暑いと雑菌が増えるため冬に造るのが一般的なのですが、三芳菊では8月を除いて年中お酒造りをしています。

夏場はどんどん発酵が進み酸味が増えるため、温度調節を怠らず季節に合ったお酒を造るよう心掛けています。

こう言ったこだわりが強いのは三芳菊ならではの魅力だと思いました。

代表、担当者の思いや考え

取材させていただいた馬宮さんは水とアルコールと香味成分の調和を1番に目指しており、現代人の舌に合ったアルコール感を感じずに飲める日本酒を目標にされています。

このようなお酒を作るためにはどうしたら良いのか、そのことについて馬宮さんは日々研究されています。

売り方についても同様で、これまでにない瓶の色やサイズ、ラベルデザインなど、三芳菊のお酒のパッケージはバラエティに富んでおり、若者や外国人の方からも多くの関心を集めています。

こうした常に新しい取り組みすることを大事にされています。

また、馬宮さんは

「お酒は味噌やヨーグルトと同じ発酵食品。未成年の高校生もそのようなところから関心を持ってもらって成人したらぜひお酒を楽しんでほしい。」

と仰っていました。

ぜひ高校生のみなさんも大人になったら素敵なパッケージと共に三芳菊さんのお酒を嗜んでみてください!

まとめ

このように三芳菊さんは、様々なこだわりをもってお酒を造っています。

ですが、酒造はその日の天気などに左右されやすく、思い通りに造れなかったり、同じものを造るのも難しいそうです。

そのためか酒蔵は昔に比べ大幅に減少しています。

そのなかでも、三芳菊さんはラベルのデザインや飲みやすさを考え、通常とは違った取り組みをしていくことを目標にお酒を造り続けています。

私たちは、お酒を飲むことは出来ませんが、ぜひ興味をもってほしいです。

感想

酒蔵という伝統産業の現場を見ることができ、商品開発の面白さをとても感じました。

私たちは未成年なので実際の商品を口にすることはできませんが、商品の売り方に関しては、デザインやイベント開催など私たちの身近なところでたくさんの努力をされていることを実感しました。

また地元のものが世界にまで届けられていたことに驚きました。

機会があれば私たちでお手伝いできることをさがし、地域貢献に携わりたいと思います。

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